ドイツの高級車、メルセデスベンツは10月28日、東京モーターショー15において、『GLE』を日本初公開した。日本でのガソリンエンジン搭載車は、高性能なAMGだけとなる。
『Mクラス」の大幅改良車のGLEの日本国内向けガソリンエンジン搭載車は、高性能グレードの「AMG GLE 63S 4MATIC」のみ。GLEの従来モデル、Mクラスに用意されていたガソリングレードの「ML350」は、日本向けのGLEには設定されない。
AMG GLE 63S 4MATICは、他のAMG「63」シリーズ同様、5.5リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給。日本向けは、さらなる高性能を追求した「S」仕様となり、5.5リットルV型8気筒ツインターボは、最大出力が585ps/5500rpm、最大トルク77.5kgm/1750-5250rpmへ引き上げられる。
トランスミッションは、AMGスピードシフト・プラス7G-トロニック。駆動方式は4WDの4マチックで、AMGの高性能仕様。0-100km/h加速4.2秒、最高速250km/h(リミッター作動)と、SUVとして異例のパフォーマンスを実現した。
もちろん、サスペンションやブレーキなどの足回りは強化。内外装は、AMG流儀でスポーティに仕上げられた。日本国内価格は1740万円と公表されている。