ホンダは28日、東京ビックサイトで開幕した東京モーターショー2015にて、『プロジェクト2&4 powered by RC213V』を日本初公開した。
9月に行われたフランクフルトモーターショー15でアンヴェイルされたものとほぼ同様だが、今回は右ハンドル仕様に変更された。モチーフは、1960年代のF1マシン。ミッドシップエンジンレイアウトの四輪車でありながら、二輪車のようなフレームとボディカウルによって構成される ボディ構造が特徴。また運転席は、むき出しのフローティングシートとし、全身でオープンエアを体感できる設計。ホンダによると、二輪車の開放感と、四輪車の運動性能を兼ね備えているという。
エンジンは、MotoGPに参戦している競技専用車の『RC213V』の公道バージョン、 『RC213V-S』用の999cc・V型4気筒ガソリンを積む。最大出力は215ps/13000rpm。二輪車ならではの高回転エンジンに、専用開発 の6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせている。