ホンダブースでは、伝統の空冷直4エンジンを現代に受け継ぐトラディショナルなスタイルで人気のHondaロードスポーツモデル『CB1100』のコンセプトモデルが注目を浴びている。
開発にあたってのキーワードは「伝統(Tradition)、先進(Advance)、空冷(Air-cooled)」。ヘッドライトに先進的なLEDを採用しながらも、伝統的な丸目1眼にこだわったほか、昔ながらのスポークホイール、シンプルでスリムなデザインのダブルシート、クロームリアフェンダーなどトラディショナルな装備で揃えた。
フューエルタンクはフランジレス製法による造形美をたたえ、集合マフラーは3室構造から2室構造へと変更し、走りに軽快感を生み出すとともに音質に深みを持たせている。
また、アルミプレスのサイドカバーとメッキパーツが織り成すコンビネーションにこだわるなど、機能性を重視したパーツにもさらなる質感を求め、走りに、存在感に官能的な魅力を追求。大人のライダーを魅了するモデルとなった。
さらに、カスタマイズコンセプトも展示されている。シングルシートやバーエンドミラー、ショートメガホンマフラーなどこだわりのアイテムと、ブラックの車体にチェッカーフラッグをモチーフとしたホワイトのストライプを用いることで「トラッド&ワイルド」なカフェレーサースタイルを表現。
CB1100独自の魅力をさらに深めている。