ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツ傘下のスマートは、東京モーターショー15において、新型『フォーツー』を日本初公開し、販売を開始した。
新型フォーツーは2014年秋、パリモーターショー14でワールドプレミア。車台は新型ルノー『トゥインゴ』と共用する。駆動方式は、歴代フォーツーのRRレイアウトを受け継ぐ。
新型のボディサイズは、全長2690×全幅1660×全高1550mm、ホイールベース1873mm。現行フォーツー(全長2740×全幅1560×全高1540mm、ホイールベース1865mm)と比較すると、全長が50mm短くなり、全幅が100mm拡大した。
全長の短縮に加えて、ショートオーバーハング化やステアリング切れ角を大きく取るなどして、取り回し性を追求。新型の最小回転半径は3.65m。現行型の4.37mから、さらに取り回し性を引き上げた。
リアに置かれるエンジンは、新型トゥインゴと共通で、2種類の直列3気筒ガソリンエンジンを設定。日本仕様の場合、自然吸気版の排気量999ccで、最大出力71ps、最大トルク9.3kgmを発生する。トランスミッションは、新開発の6速デュアルクラッチを搭載。