トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は10月27日、米国ラスベガスで11月3日(日本時間11月4日未明)に開幕するSEMAショー15において、14台のカスタマイズカーを初公開すると発表した。
SEMAとはスペシャル・エクイップメント・マーケット・アソシエーションの略で、米国自動車用品工業会を指す。毎年秋に開催されるSEMAショーは、日本のオートサロン、ドイツのエッセンショーと並んで、世界3大カスタムカーショーに位置づけられる。
14台の中の1台が、ワンオフモデルの「UUV」プロジェクト。UUVとは、アルティメート・ユーティリティ・ビークルを意味する。UUVプロジェクトは、「Ever-Better Expedition」の一環。トヨタの技術者を中心にしたチームが北米大陸を、冒険をテーマに周遊した。
その手法は、中型ピックアップトラックの『タコマ』の車台に、大型ミニバンの『シエナ』のボディを載せるというもの。シエナのボディはブラック仕上げで、オフロードタイヤにウインチなどが装備された。エンジンは、TRDのスーパーチャージャーでパワーアップ。
この他、『カムリ』のNASCARマシン、『RAV4』のラリー仕様などが、トヨタブースに展示される予定。