マツダは、世界初のロータリーエンジン搭載の実用量産車である『コスモスポーツ』を、「第44回東京モーターショー」に出展した。
コスモスポーツは、低く流れるようなスタイリングで、小型高出力というロータリーエンジンの長所を具現化したスポーツカーである。1964年の東京モーターショーで正式に発表された。
1.0リットルのロータリーエンジンを搭載し、最高出力110ps、最高速度185km/h、0-400m加速16.3秒。
今回のモーターショーにおいては、スポーツコンセプト『RX-VISION』との関連性、ロータリーエンジン復活を多くの人に予感させる存在であった。