ポルシェ ジャパンは、東京モーターショー15において、『911カレラ4』を世界初公開した。クーペとカブリオレがあり、それぞれに標準モデルとSモデルが用意される。今回はSモデルを写真で紹介する。
911カレラ4では、4WDのトラクションとグリップにより、路面状況や天候状況に関係なく傑出したパフォーマンスを発揮させることが可能になった。これにより、新型ではテールランプ間のガーニッシュがワイドになっているのも大きな特徴。このガーニッシュは、後輪駆動モデルより44mm広がったカレラ4特有のフォルムを強調している。
最新世代のツインターボを備えた6気筒水平対向エンジンは、標準のカレラ4で370馬力、カレラ4Sで420馬力と、先代よりもそれぞれ20馬力アップした。それにより、最高速度、加速タイムとも向上し、PDKとスポーツクロノパッケージを装備したカレラ4Sは、0-100km/h加速で初めて 4秒を切ったといい、最高速度は300km/hの壁をも打ち破っているという。