米国の自動車最大手、GMのGMCブランドは11月17日(日本時間11月18日未明)、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー15において、『シエラ デナリ アルティメート』を初公開する。
『シエラ』は、GMCブランドのフルサイズピックアップトラック。現行型は2013年1月、デトロイトモーターショー13で発表された。米国ではフォードモーターの『Fシリーズ』やFCA USの『ラム』、トヨタ『タンドラ』などど、競合関係にある。
またシエラは、シボレーブランドのフルサイズピックアップトラックで、GMの米国最量販車、『シルバラード』の兄弟車でもある。シエラとシルバラードの違いは、フロントマスクなどの内外装で、基本メカニズムは共用している。
ロサンゼルスモーターショー15で初公開されたシエラ デナリ アルティメートは、従来の『シエラ デナリ』の後継車として、2016年モデルに設定。シエラ デナリに対して、さらなる高級感を追求したのが、シエラ デナリ アルティメートとなる。
外観は22インチのクロームまたはブラックホイール、サンルーフ、クローム牽引フック、パワーステップなどを標準装備。インテリアは、レザーシート、アルミトリムなどを採用。セグメントで唯一の磁性体ダンパー、「マグネティックライド」により、上質な乗り心地を追求している。