ホンダは11月17日、新型『シビック クーペ』の概要を明らかにした。実車は11月18日(日本時間11月19日未明)、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー15で初公開される。
ホンダは9月中旬、新型『シビック セダン』を米国でワールドプレミア。新型シビック クーペは、4ドアセダンに続いて、10世代目となる新型の第2のバリエーションとして登場した。
全体のデザインはホンダが4月、米国で開催されたニューヨークモーターショー15に出品した『シビック コンセプト』を踏襲。4ドアセダンよりも低く抑えたルーフラインなど、ダイナミックさを強調したデザインを採用。特徴的なテールランプが、クーペらしいパーソナル感を演出する。
先代シビッククーペに対して、室内空間を拡大。とくに後席足元のゆとりは、先代比でおよそ127mm拡大した。また、高品質な素材を使用し、プレミアム性を向上。静粛性も高められた。
パワートレインは、ガソリン2種類。中でも、4ドアセダンに続いて、新世代の直噴1.5リットル直列4気筒ターボを搭載。最大出力174hp、最大トルク22.4kgmを引き出す。先代の1.8リットル自然吸気ユニット比で、31hp、4.5kgm強化されている。