ボーズは、米国ラスベガスで開催中の「CES 2016」にて、ボーズ車載オーディオの新たなプロダクトライン展開を発表した、
自動車メーカーと車両の開発初期段階から共同開発・専用設計する「ボーズ・プレミアムサウンドシステム」に加えて、今後は、搭載車のセグメントや音響技術の組み合わせなどによって設定した3つのプロダクトラインを新たに追加して、展開していくという。
「ボーズ・アドバンスト・テクノロジーシリーズ」は、ハイエンド・ラグジュアリーカーのために、特別なコンポーネントや音響信号処理技術を駆使して、究極の音響パフォーマンスを追求。スピーカーグリルやカバーなどのビジュアルデザインにもこだわった、“お誂え”のサウンドシステムだ。
「ボーズ・スモールビークル・シリーズ」は、軽量・小型を優先したコンパクトカー向けのプレミアムオーディオシステム。ドライバー席のヘッドレストに搭載したボーズ パーソナル ヘッドレストスピーカーと独自の信号処理により、クリアな高音質サウンドをドライバーの耳に届ける。
「ボーズ・パフォーマンス・シリーズ」は、パフォーマンスカーにふさわしい最新の技術を搭載し、ハイクラスにこだわったサウンドシステム。洗練されたインテリアに馴染むビジュアル・デザインを取り入れ、ボーズ・サウンドの新しい世界を体感することができる。
同社は今回のCESにて、初のボーズ・アドバンスト・テクノロジーシリーズとして、キャデラック『CT6』に搭載する「ボーズ・パナレイ・システム」を発表。34個のスピーカーを配置した同システムでは、ボーズが蓄積してきた車載オーディオのノウハウに加え、ボーズのホームオーディオや業務用システムに活用されている様々な音響技術が融合している。キャデラックCT6は、今後日本でも発売される予定だ。