メルセデスベンツ『Gクラス』(ゲレンデヴァーゲン)の派生モデルとして登場する、『LAPV(Light Armored Patrol Vehicle)』(軽装甲パトロール車両)モデルのプロトタイプをカメラが捉えた。
このLAPVは、1979年からメルセデスベンツと協力関係にある、オーストラリアのマグナ・シュタイアー社と共同開発されているという。
シャシーはメルセデスベンツ『G500 4x4』から流用され、もはや日本で見かけるラグジュアリーなSUVの面影はそこにはない。強靭な黒いボディは川の横断を可能にする特殊バンパー、爆風や弾丸を防ぐボディを持っている。
室内も、ノーマルGクラスとは明らかに異なる。レーダーなどが装備され、ハードな仕上がりになっている。最大8人の乗車を可能にし、戦場での偵察及び軍隊輸送の兼用となる。