英語教材の出版やコンサルティングなどを手掛けるオックスフォード大学出版局では、児童英語教師向けのワークショップを2月から3月にかけて実施する。基礎を固めアウトプットできるように導くための指導法を、全国11会場で紹介する。
イギリスのオックスフォード大学の一部局で学術研究や教育に関する出版活動を行っているオックスフォード大学出版局は、日本拠点でも英語教材の出版や教材選定のコンサルティング、教員研修の実施などを行っている。
2月から開始する児童英語教師向けワークショップシリーズでは、「基礎を固めアウトプットできる子どもに」をテーマに、豊富な経験を有する教師トレーナーや英語教材著者らがプレゼンターとなる。発話を促すアクティビティ、補助教材や教具の活用法、クラスマネジメントに必要な知識、歌やチャンツの導入法、読み聞かせのコツなどを紹介する。
教科書どおりに教えているのに児童がなかなか話せるようにならない、例文の暗唱だけでなく自発的な会話を促すにはどうしたらよいかなど、いろいろなスキルをバランスよく授業に採り入れたいと考える英語の指導者に役立つワークショップとなるという。
十分な基礎力を定着させながら、学習した内容をアウトプットできる子どもの育成を目標としている小学校の先生や、教職課程の学生にも気軽に参加できるよう、日本語によるワークショップ枠を強化し、札幌、仙台、さいたま、東京、横浜、新潟、名古屋、大阪、広島、福岡、大分の全国11会場で実施する。参加は無料。Webサイトより事前予約の申込みを受け付けている。