ルノーは16日、スポーツカーブランドとして「アルピーヌ」を復活、2017年に市販モデルを投入することを明らかにした。「ほぼ市販車」と思われるほど完成度の高い『アルピーヌ ビジョン』の公式写真を入手したので紹介する。
アルピーヌビジョンの姿は、これまで発表されていたコンセプトモデルと同様、今も名車とうたわれる『A110』を踏襲。コンパクトながら流麗な2ドアクーペスタイルを実現した。フロントマスクやシルエットはA110を彷彿とさせるもの。ドアパネルのキャラクターラインはまさにA110だ。いっぽう、リアセクションは全く異なる未来的なデザインとなっているのも興味深い。
インテリアはまだコンセプト色が強いものの、高級スポーツカー然とした佇まいからはこのクルマのキャラクターが垣間見える。市販車への反映は未知数だが、センターコンソールにシフトレバーがなく、ボタン式&パドルシフトのみとなっていることにも注目だ。
詳細スペックは、ルノースポールが手がける4気筒ターボエンジンを搭載し、0-100km/hを4.5秒以下で駆け抜けること以外は明らかにされていない。