リヒテンシュタインのナノフローセル社は、3月1日から13日まで開催される「ジュネーブモーターショー」に、14時間のノンストップ走行を実現したEVコンセプト『クアンティーノ』を出展する。
クアンティーノは全長3910mmの小型4シータークーペ。EVパワートレインは、4個のモーターが合計最大出力136hpを発生。同社独自のナノフローセルパワートレインは、2個のタンクに液体電解質を内蔵し、電池の中で循環。最大1000kmの走行を可能にしている。クアンティーノは、日常使用における適合性と連続負荷下でのシステム統合性を確認するため、チューリッヒ近郊のテストセンターで耐久テストを実施。14時間の連続走行を達成した。
同社はジュネーブモーターショーにて、クアンティーノおよびナノフローセル技術を紹介する。