ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月1日、ジュネーブモーターショー16の会場において、「2016ワールドパフォーマンスカー」の最終選考3台を発表した。日本車では、新型ホンダ『シビック タイプR』が残った。
ワールドパフォーマンスカーは、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の部門賞のひとつ。今回は2014年秋から2015年秋にかけてデビューした新型車の中から、最高の動力性能を持つ1台を選出する。
条件は、2016年春まで生産と販売を継続しており、世界2大陸以上で販売していること。つまり、欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。投票は世界23か国、74名のジャーナリストが行う。
2016ワールドパフォーマンスカーの最終選考3台は、以下の通り。
アウディ R8
ホンダ シビック タイプR
メルセデスAMG C63クーペ
日本車では唯一、新型ホンダ『シビック タイプR』が最終選考に駒を進めた。対する2台は、新型アウディ『R8』、『メルセデスAMG C63クーペ』と、ドイツの高級高性能モデル。
また、1月に発表されていたファイナリスト5台から、新型シボレー『カマロ』とランドローバー『レンジローバースポーツSVR』の2台が脱落。
2016ワールドパフォーマンスカーは3月23日、米国で開幕するニューヨークモーターショー16で発表予定。前回は、『メルセデスAMG GT』がワールドパフォーマンスカーに輝いている。