米国の自動車大手、フォードモーターは3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、「ヴィニャーレ」の車種ラインナップを拡大すると発表した。
ヴィニャーレは、イタリアのコーチビルダー。フォードモーターは2013年9月、フランクフルトモーターショー13において、フォード『モンデオ』の「ヴィニャーレ コンセプト」を初公開。その後、2015年、4ドアセダンのモンデオに、市販モデルのヴィニャーレを投入した。
ジュネーブモーターショー16では、フォードモーターはヴィニャーレの車種ラインナップ拡大を発表。『S-MAX』、『エッジ』、モンデオの5ドア、『クーガ』(コンセプトカー)の4車種について、ヴィニャーレを初公開している。
ヴィニャーレは、高級感が引き上げられているのが特徴。フロントバンパーやグリルは、クロームメッキを施した専用デザイン。インテリアは、レザーをシートやステアリングホイールだけでなく、センターコンソールにも採用し、プレミアム感を表現した。
また、ヴィニャーレ車の顧客に対しては、独自のカスタマイズを提案。旅行やライフスタイルなどの面でも、専用のサービスを提供していく。