ドイツの高級車メーカー、BMWは3月23日、米国で開幕するニューヨークモーターショー16において、『M760Li xDRIVE V12』を北米初公開する。
同車は3月上旬、スイスで開催されたジュネーブモーターショー16でワールドプレミア。新型『7シリーズ』の頂点に立つ高性能グレード。『1シリーズ』の高性能グレード、「M135i」などを手がけたMパフォーマンスが、初めてV型12気筒エンジンをチューニングした。
排気量6592ccのV型12気筒ガソリンエンジンは、2個のターボで過給。最大出力600hp/5500rpm、最大トルク81.6kgm/1500rpmを引き出す。
トランスミッションは8速ステップトロニック。駆動方式は4WDのxDRIVE。動力性能は、0-100km/h加速3.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)と、大型サルーン屈指の性能を発揮する。
内外装は、Mパフォーマンス仕立て。パワフルなエンジンに合わせて、サスペンションやブレーキは強化されている。