ドイツの高級車、メルセデスベンツは3月17日、『メルセデスAMG GLC 43 4MATIC』の概要を明らかにした。実車は3月23日、米国で開幕するニューヨークモーターショー16で初公開される。
同車は、『GLK』後継車として、2015年6月にデビューした新型SUV、『GLC』の高性能なAMG版。メルセデスベンツによると、AMGが手がける初の中型SUVになるという。
最近のメルセデスベンツに「AMG 43」が設定されたのは、『SLK』の大幅改良モデルの『SLC』、新型『Cクラスクーペ』、新型『Cクラス カブリオレ』、新型『Eクラスセダン』に続いて、GLCが5車種目となる。
メルセデスAMG GLC 43 4MATICでは、先行4車と同じく、3.0リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。AMGチューンのこのエンジンは、最大出力367hp/5500-6000rpm、最大トルク53kgm/2500-4500rpmを発生する。
トランスミッションは9速の9Gトロニック。駆動方式は4WDの4 MATIC のAMGパフォーマンス仕様。0-100km/h加速4.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)の優れた動力性能を実現した。
内外装は、AMGらしいスポーティな演出。足回りには、「AIR BODY CONTROL」と呼ばれるエアサスペンションをベースにしたスポーツサスペンションを採用。「AMG DYNAMIC SELECT」は、走行モードが5種類に切り替えられる。