トヨタ自動車は3月22日、タイで開幕したバンコクモーターショー16において、新型『ヤリスTRDスポルティーボ』を初公開した。
トヨタは2013年4月、中国で開催された上海モーターショー13において、新型『ヤリス』をワールドプレミア。従来は日本や欧州などで販売されている『ヴィッツ』やヤリスと基本的に同一のモデルだったが、中国で発表された新型ヤリスは新興国向けに最適化された新型プラットフォームを採用。外観も、ヴィッツとは大きく異なるデザインが与えられる。
今回、バンコクモーターショー16で初公開されたのは、新型ヤリスベースの「TRDスポルティーボ」。「スポルティーボ」はトヨタ車の純正カスタマイズ用品ブランドの「TRD」が、トヨタ車のスポーティさを引き上げるために開発したアイテムの総称。
新型ヤリスTRDスポルティーボでは、専用バンパー、スキッドプレート、サイドスカートなどを装着。フロントグリルはブラック仕上げ。アルミホイールも専用デザインとした。バンパーには、デイタイムランニングライトを組み込む。
室内は、ブラック&オレンジのレザーシートを採用。ダッシュボードやドアのトリムパネル、フロアマットにも、オレンジのアクセントをあしらっている。