ポルシェのプレミアム4ドアサルーン、『パナメーラ』次期型が、重いカモフラージュを脱ぎ捨て、ニュル北コースでの高速テストを開始した。
全てが新しい次期型だ。露出したフロント部分は、ヘッドライトの中身こそダミーだが、そのアウトラインやバンパーの大口エアインテークなどのデザインは、コンセプトカー「パナメーラ スポーツ ツーリズム」の意匠を継承している事が分かった。
MSBプラットフォームを採用した新ボディは、現行モデルよりホイールベースが延長され、ルーフエンドが強い傾斜を持ち、よりスポーティーな外観となっている。また、リアクォーターウィンドウのアウトラインがキックアップデザインから丸みを帯びた新デザインになっているのも確認出来る。
パワートレインには新開発のV型6気筒、V型8気筒、プラグインハイブリッドがラインナップ予定で、ワールドプレミアは2016年10月のパリモーターショーが最有力。ターボは遅れて2017年3月のジュネーブモーターショーでの登場という情報だ。