イタリアの高級スポーツカーメーカー、ランボルギーニは3月22日、『アヴェンタドール』の累計生産台数が5000台に到達した、と発表した。
アヴェンタドールは、『ムルシエラゴ』の後継車として2011年3月、ジュネーブモーターショー11で発表。自然吸気の6.5リットルV型12気筒ガソリンエンジンを、ミッドシップに搭載。最大出力700ps、最大トルク70.3kgmを引き出し、0‐100km/h加速2.9秒、最高速350km/hと世界屈指の性能を誇る。
イタリア本社工場での生産開始は、2011年8月。今回の累計生産5000台の達成は、生産開始から4年7か月で到達した記録となる。日本国内価格が4197万円からという高額車であることを考慮すると、異例のペース。
記念すべき5000台目のアヴェンタドールは、オープンボディのロードスター。赤いボディカラーの1台は、イタリア国内の顧客が注文した車両。
ランボルギーニの本社工場では、ステファノ・ドメニカリ新CEOをはじめ、従業員が5000台目のラインオフを祝福している。