ハイブリッドやEVなど、環境対応車の開発に各自動車メーカーがしのぎを削る中、オペルから究極のエコカーが登場した。
これは4月1日エイプリルフールに、オペルの英国部門のボクスホールが明らかにしたもの。『アダムC』の開発に成功した、と発表している。
『アダム』は、オペルがMINI『ハッチバック』やフィアット『500』に対抗するために投入したコンパクトカー。今回発表されたアダムCの「C」とは、clockwork(ゼンマイ仕掛け)を意味する。
アダムCの車体後部のゼンマイを15 分回せば、最大で200km走行することが可能。エンジンや燃料タンク、バッテリーなどは積んでいないが、オペルによると、走行性能には妥協していないという。
オペルは、「ゼロエミッションかつ維持費はゼロ。世界初の実物大キネティックカー」と、コメントしている。