ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、スポーツカー『Fタイプ』2017年モデルに最上級グレード「Fタイプ SVR」を設定し、6月1日より受注を開始する。
SVRは、ジャガー・ランドローバーの特別仕様車やオーダーメイドモデルの設計・開発を手掛けるスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)によるハイパフォーマンスモデル。すでにランドローバーでは、『レンジローバー SPORT SVR』を導入しているが、ジャガーとしては初となる。
クーペとコンバーチブルの2機種で構成するボディはオールアルミニウム製。最高出力575ps、最大トルク700Nmを発生する5.0リットルV8スーパーチャージャーと8速AT、AWDシステムを最適化し組み合わせ、0-100km/h加速3.7秒、最高速度(リミッター作動)はそれぞれ、クーペが322km/h、コンバーチブルが314km/hを発揮する。
また、大型のフロントエアインテークや専用設計のスプリッター、エアロダイナミックウイングなど、空気抵抗を極限まで抑え、ダウンフォースの増大、効率的なエアフローによる冷却効果を実現。優れたステアリング操作と安定性を確保している。さらに、軽量チタニウムとインコネルを使用したエグゾーストシステムや専用20インチ鍛造アロイホイール、カーボンセラミックブレーキシステム(オプション)など、軽量化を図るとともに、剛性の強化も両立した。
インテリアには、「SVR」バッジを配した専用デザインを多数採用。キルティング加工で高いホールド性とラグジュアリーな雰囲気を演出するパフォーマンスシートをはじめ、アルミニウムコーティングのシフトパドル付きレザーステアリングホイールやイルミネーション付ステンレススチールのトレッドプレートが個性をより際立たせている。
価格はクーペが1779万円、コンバーチブルが1936万円。