人とくるまのテクノロジー展2016横浜では、国内自動車メーカーの出展ブースが一日じゅう混雑。スバルやスズキ、いすゞ、日野などのフロアにも「ウチのココ見て!」というアイデア展示があった。30枚の写真とともに見ていこう。
スバル…アレを下からのぞき見
スバルは、『WRX S4』を小高いステージに載せ、フロア側からシンメトリカルAWDやサスペンション、エキゾーストなどをじっくり眺められるように展示。ファンや学生たちは、「この角度からってあまり見ない」ということで、肉眼とカメラでとらえていた。
スズキ…得意の小型をプッシュ
スズキは、「デュアルジェットエンジン」と組む新型ハイブリッドシステムや、0.8リットル2気筒ディーゼルエンジン「DDiS」、1リットル直噴ターボエンジン「ブースタージェット」などを展示。新型『バレーノ』に搭載された新型エンジン「ブースタージェット」のカットモデルなどに注目が集まっていた。
日野…PCS初搭載モデルなど
日野は、衝突被害軽減を目的としたプリクラッシュセーフティシステム(PCS)を小型トラックで初搭載した『デュトロ』を展示。「ショールームなどにもあまり展示されてない」ということで、前部のミリ波レーダや画像センサーを観察する業界関係者たちの姿があった。
いすゞ…大小エンジン勢ぞろい
いすゞは、小型から大型まで、エンジン(6UZ1-TCS、6UV1-CNG、6NX1-TCS、RZ4E-TC)やトランスミッション(MEB9、MVL6)を複数展示。なかでも、タイの泰国いすゞ自動車で生産される『D-MAX』『mu-X』向けのRZ4E-TCエンジンとMVL6速マニュアル・トランスミッションは、そのコンパクトなつくりで注目を集めていた。
この「人とくるまのテクノロジー展」は、こんどは会場を名古屋に移し、6月29日~7月1日に開催される。