筑波大学は、未来を創る科学技術人材育成プログラム「筑波大学GFEST」にて、2016年度新規受講生を募集する。科学・技術に関する強い興味と関心を持っている中高生が対象。募集期間は、7月1日から8月31日まで。遠方からの受講も可能。
筑波大学は、国立研究開発法人科学技術振興機構の平成26年度グローバルサイエンスキャンパスに採択され、「未来を創る科学技術人材育成プログラム筑波大学GFEST(Global Future Expert in Science and Technology)を実施している。筑波大学GFESTは、受講生それぞれの目標に合わせて、SS「スーパーサイエンスコース」とTL「科学トップリーダーコース」の2つのコースがある。受講生1名に大学教員1名、大学院生1名の2名が専属で配属され、電子メールを通していつでも大学教員や大学院生に専門的なアドバイスを受けることができる。
筑波大学GFESTの受講生は、国際学生科学技術フェアといった国内外の科学コンテストや、科学オリンピック等で高い実績を上げているという。
「SSコース」は、自主研究を行っている生徒対象、「TLコース」は、科学技術オリンピックを目指している生徒対象。2コース共通プログラムとして、プログラミング講義・実習、英語教育、アカデミックコミュニケーション、サイエンスプレゼンテーション、最先端科学講義等を行うほか、サイエンスツアーや研究室インターンシップなどの実施、海外研修も行う。また、筑波大学名誉教授でノーベル化学賞受賞者の白川英樹先生が直接指導する化学実習等も行っている。サポートはオンラインを通して行われるため、遠方からの受講も可能。