メルセデスベンツのミドルクラス・クロスオーバーSUV『GLE』次世代モデル、「W167型」初プロトタイプの姿をSpyder7が早くもスクープした。
現行モデルは、「Mクラス」がフェイスリフトのタイミングで、「GLE」に改名されたが、日本では2015年に発売されたばかりの新型車だ。とは言え、「W166型」Mクラスの最終型は2011年から発売されているので、タイミング的には早過ぎる事はない。
初プロトタイプだけに、厳重なカモフラージュだが、やはり幾つかの次期型のヒントが見えている。まず車高が低く、前後フェンダーがワイドになっている他、ルーフエンドもラウンドして、車幅はコンパクトにされているようにも見える。
また、Cピラーと側面のガラス部分が完全に隠されており、ここは大きな変化がありそうだ。プラットフォームには現在最新の「MRA」の後継次世代プラットフォームが採用され、フロントオーバーハングが短縮、ホイールベースが延長されているのも特徴だろう。
その他大きな進化は車重を250kg以上軽量化、20%以上の燃費改善、Cd値は現在の0.32から0.30へ向上するとのレポートが届いている。
ワールドプレミアは2018年の可能性が高いようだ。