横浜DeNAベイスターズは、7月15日にプロ野球史上初となるオールスター体験型イベント「マツダオールスターエクスペリエンス2016 in YOKOHAMA」を横浜スタジアムで開催する。
野球好きはもちろん、プロ野球を一度も体験したことのない人まで、家族や友人、同僚と気軽に集まれるイベントになるという。
どんなコンテンツが提供されるのかを紹介しよう。
●歴代オールスターゲームミュージアム
野球殿堂博物館にある過去のオールスターゲーム出場選手の集合写真、歴代のポスターなどを展示するミュージアム。
●プロ野球OBが語るオールスタートークショー
過去のオールスターゲームでも活躍したプロ野球OBゲストを招いたトークショー。佐々木主浩氏、石毛宏典氏が過去のオールスターゲームの映像を振り返る。
●パブリックビューイング
7月15日にヤフオク!ドームで開催される「マツダオールスターゲーム2016 第1戦」の様子をセンターカラービジョンを使って上映する。
●秦基博スペシャルライブ
横浜出身のシンガーソングライター、秦基博さんによるスペシャルライブの開催が決定。“横浜”ד音楽”ד野球”をつなげる特別イベントとして、『ひまわりの約束』などを熱唱予定。
●バッティングシミュレーター
イーストンの最新バッティングシミュレーター「ヒットラボ」が体験できる特別コンテンツ。バットに取り付けたセンサーがバッティングを解析し、スイングスピードやパワーを元に総合的なスコアリングを行う。
●スピードガンチャレンジ
横浜スタジアムのマウンドから投球し、スピードガンで球速を計測。選ばれた選手しか登ることができない憧れのマウンドを体験し、最速記録にチャレンジできる。
●ドラフト指名体験
好きな球団とポジションを選び、自分の名前、出身校などを入力すると、ドラフト会議で指名された画面が登場。まるで自分がドラフトに指名されたような気分を味わうことができる。
●360度動画体験コーナー「360BAYSTARS」
プロ野球界初となる360度全方位VR(バーチャルリアリティー)体験として、今シーズンよりDeNAベイスターズがサービスを開始した「360BAYSTARS」。圧倒的な臨場感で話題を呼んでいる360BAYSTARSの体験コーナーが登場する。
●ドッカーン!FLYCATCH
今シーズンよりDeNAベイスターズ主催試合の3回裏終了後に実施しているグラウンドイベント。グラウンドに放たれたフライのキャッチにチャレンジできる。
※ ※ ※
料金は、自由席チケットで大人1800円、子ども500円(各税込み)。ネット上では、「この料金でこれだけの体験ができるのはお得!」という声があった。
DeNAベイスターズの池田純社長はコストの問題を懸念している。数千万円規模のお金がイベント開催には必要となる。
「今回のイベントで儲けるつもりはないが、トントンくらいにはもっていきたい。どういう形で収益を上げるかは考えたし、今も考えている最中です」と池田社長。
利益を上げるつもりはないというが、観客はチケット代以上の体験ができるかもしれない。