英国の高級車メーカー、ロールスロイスモーターカーズ(以下、ロールスロイス)は6月25~26日、英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」のヒルクライムに、『ゴースト』の「ブラックバッジ」を出走させた。
ブラックバッジは2016年3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー16で初公開。ロールスロイスのメイン顧客層よりも、下の年齢層にアピールするのが、ブラックバッジとなる。
車名が意味するように、ボディカラーはブラック。ホイールはカーボンブラックとした。ボンネット先端のスピリット・オブ・エクスタシーも、グロスブラックで仕上げるこだわりよう。
6.6リットルV型12気筒ガソリンツインターボエンジンは、パワーアップ。最大出力は40hpプラスの603hpを獲得する。パワーアップに対応して、サスペンションやブレーキは強化された。
このゴーストのブラックバッジが、グッドウッド名物のヒルクライムに登場。全長およそ1.8kmのヒルクライムコースにおいて、603hpのパワーと引き締められた足回りのパフォーマンスを披露している。