日本IBMは、学生向けのプログラミング・コンテスト「IBMメインフレーム・コンテスト2016」の開催を発表した。参加資格は、日本国内の高校、大学、大学院、専門学校に在学中の学生であること。コンテストの応募締切日は9月2日。
メインフレーム・コンテストは、全世界で開催されるIBMメインフレームのスキル習得を目指した、学生向けのプログラミング・コンテスト。2005年の開催以来、これまでに58か国からのべ8万8千人の学生が参加している。日本では2015年に初めて開催され、全国から248名の学生が参加した。
参加者は、個人のパソコンから米国のIBMメインフレーム環境にアクセスし、スクリーンショット付きのガイドに沿って課題に取り組む。最後に「クレジットカードの決済処理システムのプログラムを作りなさい」などのような、実際の業務システムを想定した課題プログラムを、最終課題として開発する。プログラミングの経験がなくても、チャレンジできる内容だという。
コンテストの順位は、最終課題で作成するプログラムの品質で競われ、 IBMのエンジニアがプログラミングの品質を審査。優秀賞受賞者には、 副賞として米国ニューヨークツアー招待が授与される。
参加資格は、日本国内の高校、大学、大学院、専門学校に在学中の学生で、受賞の際にプロフィールの公開が可能であること。申込みは、IBMメインフレーム・コンテスト特設サイト内のフォームから申し込む。応募締切りは9月2日。
IBMメインフレーム・コンテストの特設サイトでは、2015年のコンテスト結果や、授賞式の動画などを見ることができる。