ドイツの高級車、メルセデスベンツが間もなく、新型EVコンセプトカーをワールドプレミアすることが分かった。
これは、メルセデスベンツを擁するドイツの自動車大手、ダイムラーが、ドイツで開催した新技術発表会「Tec Day」において明らかにしたもの。「9月にフランスで開催されるパリモーターショー16において、新たなEVコンセプトカーを初公開する」と発表している。
この新型EVコンセプトカーの特徴が、EVの弱点とされる航続距離への挑戦。ダイムラーによると、メルセデスベンツのEVとしては初めて、1回の充電で最大500km走行できる性能を備えているという。
この航続距離を可能にするのが、子会社のDeutsche ACCUmotive社が開発したリチウムイオンバッテリー。非常に効率の高いバッテリー(二次電池)が搭載される。
ダイムラーは、このコンセプトカーの市販化について、「2020年までの発売を計画している」とコメントしている。