ゼネラルモーターズ・ジャパンの若松格社長は8月29日、都内にある本社で会見し、キャデラックブランドの新型SUV『XT5』および新型シボレー『カマロ』を、2017年中に日本市場に導入する計画を明らかにした。
XT5は2015年11月に開催されたドバイモーターショーで世界初公開されたSUVで、『SRX』の後継車と位置付けられている。
若松社長は「キャデラックの中で今、『エスカレード』を頂点にしたSUVのラインアップがあるが、やはりSUVというのは我々の強みであるべき、あるはずだ。今、ヨーロッパメーカーが、とくに乗用車ベースのクロスオーバーをたくさん出しており、それにちょっと遅れている部分はあるが、我々もXT5という新しいクロスオーバーSUVを来年の後半に導入する」と述べた。
一方、カマロに関しては「新型はまったく新しいアーキテクチャーをベースに造られており、かなり軽量化が図られている。見た目は先代とあまり変わらないような印象を受けるかもしれないが、実際に近くでみると、かなり贅肉を落として、しかもグラマラスなパワフルなカマロになっている」と紹介。
その上で「来年には新しくなったシボレー・カマロを日本にも導入するエンジンラインアップは、もちろんV8を今後とも搭載するが、それ以外にも直列4気筒の2リットルターボも導入を検討している」ことを明らかにした。