ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは9月1日、『マカン ターボ パフォーマンス』を欧州で発表した。
マカンは、世界的に成功を収めている『カイエン』の下に位置するSUVとして、2013年11月に発表。『911』シリーズに代表されるポルシェらしい優れたパフォーマンスを備え、コンパクトクラスのSUVセグメントに参入した。
シリーズの頂点に立つ『マカン ターボ』は、直噴3.6リットルV型6気筒ツインターボを積む。最大出力は400ps/6000rpmを発生。0-100km/h加速は4.8秒で駆け抜け(スポーツクロノパッケージでは4.6秒)、最高速は266km/hに到達する。
今回発表されたマカン ターボ パフォーマンスは、マカン ターボをベースに、さらなる高性能を追求した新たな最上級グレード。直噴3.6リットルV型6気筒ツインターボエンジンは強化されており、最大出力は440psと40ps向上。最大トルクは61.2kgmと、5.1kgm引き上げられた。
この結果、マカン ターボ パフォーマンスは、0-100km/h加速が4.4秒と、マカン ターボのスポーツクロノパッケージの4.6秒から0.2秒短縮。最高速は、プラス6km/hの272km/hの性能を実現している。