ドイツの高級車、メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデスAMGが9月15日、欧州で発表した『メルセデスAMG GTロードスター』。同車に、高性能版の「C」が設定された。
『メルセデスAMG GT Cロードスター』は、メルセデスAMG GTロードスターよりも、パワフルなエンジンを搭載するのが特徴。直噴4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、高出力化が図られており、最大出力557hp/5750-6750rpm、最大トルク69.3kgm/1900-5750rpmを発生する。
このスペックは、標準版のメルセデスAMG GTロードスターの最大出力476hp、最大トルク64.2kgmに対して、81hp、5.1kgmの上乗せとなる。
トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトDCT7。動力性能は、0-100km/h加速3.7秒、最高速316km/h。標準版のメルセデスAMG GTロードスターの4秒、302km/hよりも、さらに速い。
ルーフは、メルセデスAMG GTロードスター同様、ソフトトップを採用。三層構造のソフトトップには、マグネシウムやアルミを使用し、重量増を抑えた。開閉は全自動で、およそ11秒で完了する。走行中でも、50km/h以下なら、開閉が可能。ソフトトップの色は、ブラック、レッド、ベージュの3種類から選択できる。