1999年まで生産されていた、BMWのフラッグシップ・クーペ『8シリーズ』が、20年振りに帰ってくる事が分かった。
次世代型「8シリーズ」は、現行ラインナップにある、『6シリーズ』の実質後継モデルにあたる。過去に「3シリーズ クーペ」が、「4シリーズ」へ移行したケースと同じだ。
ライバルをメルセデスベンツ「Sクラス クーペ」など、最高級クーペを想定しているため、現行6シリーズより、ハイクオリティな装備、質感を持たせると言う。
まだフルカモフラージュだが、2013年に公開された「ピニンファリーナ・グランルッソ・クーペ」の意匠を継ぐ、ワイドなキドニーグリル、グラマラスなボディ、つり上がったヘッドライトなどが確認出来る。
パワートレインは、3リットル直列6気筒ターボ、及び4リットルV型8気筒エンジンを搭載、ハイエンドモデルにはV型12気筒モデルも予想される。
ワールドプレミアは、2019年とレポートされており、クーペ登場後、派生モデルとなるカブリオレもラインナップに加わりそうだ。
初代8シリーズは、高級車の割にトランクや室内が狭いなど、実用性が良かったとは言えず、当時ライバルであったメルセデスベンツ「SL」に販売面で惨敗、この次世代モデルにかけるBMWの意気込みは凄いと言う。