BMWグループのMINIは10月25日、新型MINI『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)の概要を明らかにした。実車は11月14日、米国で開幕するロサンゼルスモーターショー16で初公開される。
現行(初代)MINIクロスオーバーは2010年1月、欧州で発表。MINIならではの愛らしいルックスやゴーカート感覚のハンドリングはそのままに、背の高いSUVフォルムに仕立てたモデル。ハッチバック、『クラブマン』、『コンバーチブル』に続く第4のモデルレンジで、MINIブランド初のクロスオーバー車。
このMINIクロスオーバーが、デビューからおよそ7年を経て、2世代目にモデルチェンジ。新型は、「いつでも走る楽しさを満喫できるモデル」を目指して開発。ブランドの57年の歴史において、最大かつ最も多彩なモデルとなり、室内空間の広さ、機能性、スポーティさ、高級感などの面を進化させている。
新型のボディサイズは、全長4229mm、全幅1822mm、全高1557mm、ホイールベース2670mm。現行型に対して、200mm長く、30mmワイド、ホイールベースは75mm長い。フロントマスクなどには、最新MINIのデザイン言語が反映された。
現行型よりも大型化したボディの効果で、室内には大人5名に充分な空間を確保。室内の快適性は増しており、トランクスペースの容量と機能性も向上している。
なお、新型は欧州市場において、2017年2月に発売予定。欧州以外の世界市場には、2017年3月以降に順次、投入していく。