2015年の東京モーターショーで『プリウス』と並んで展示されたコンパクトSUVの『C-HR』がついに市販化されることになり、プロトタイプがメディアに公開された。
C-HRは現行プリウスから始まったトヨタが進める新しいクルマ造りの手法であるTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を採用する第二弾モデルでもある。基本プラットフォームやサスペションパーツはプリウスと共用しつつも、外板パネルなどの目に付く部分はすべて新作としてフレッシュな雰囲気をかもし出してる。なかでもタイヤ外径の大きさは特筆もので、タイヤ径が車両全高の44.5%を占めるほどになっている。
搭載されるパワーユニットは1.8リットル+電動モーターのハイブリッドと、1.2リットルターボエンジンの2種。ハイブリッドはFF、ターボは4WDの駆動方式を採用。1.2リットルエンジンはレギュラーガソリン対応になった。
販売チャンネルはプリウス、『アクア』、『シエンタ』などと同様に4チャンネルすべてとなっている。