欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは11月16日(日本時間11月17日未明)、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー16において、『パサートGTコンセプト』を初公開した。
同車は、欧州や日本向けとは異なる北米仕様の『パサート』をベースにしたコンセプトカー。現時点ではコンセプトカーだが、フォルクスワーゲンは近い将来、米国市場への投入を計画している。
開発のテーマは、「最もアグレッシブなパサート」。市販モデルのパサートに対して、内外装は20か所以上、変更され、スポーティな雰囲気が強調された。
フロントのバンパーグリルは、ブラックメッシュでアッパーグリルは赤いアクセント入り。フォルクスワーゲンによると、『ゴルフGTI』がモチーフという。リアスポイラーも追加。ブラック&グレーのツートンスポーツシートやカーボンパターンのドアトリム、ピアノブラックパネルも採用する。
パワートレインは、3.6リットルV型6気筒ガソリン「VR6」エンジン。トランスミッションは6速「DSG」。車高は15mmローダウンされ、19インチホイールやスポーツエグゾーストが装備されている。