フィアット「500」派生モデルのMPV(ミニバン)、「フィアット500L」改良新型プロトタイプが、豪雪の北欧で耐寒テストを開始した。
2012年に登場した「500L」は、ノーマルよりも全長が594mm、全幅が153mm、全高が175mmボディを拡大され、実用性に優れたモデルだ。
「L」はラージを意味し、専用のプラットフォームが与えられている。
改良型では、より多くのLEDを装着するヘッドライト、スポーティーなエアインテーク、3D形状のリアコンビランプへ変更される他、前後バンパーもリフレッシュされる。
最新世代のインフォテイメントシステムも注目される。フィアットはこの「Uconnect」システムに、スペシャルエディションを用意することを予告している。
パワートレインは、「ティポ」の1.3リツトル「マルチジェットII」及び1.6リットル「マルチジェットII」が流用され、ワールドプレミアは2017年秋頃が予想される。