ポルシェをベースにした高性能車を手がけるドイツのルーフ社は3月7日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2017において、新型ルーフ『CTR』を初公開した。
オリジナルのルーフCTRは、1987年に発表。ポルシェ『911カレラ』(930型)をベースに、ルーフがボディやエンジン、シャシーをフルチューン。圧倒的なパフォーマンスを誇っていた。
ジュネーブモーターショー2017で初公開された新型ルーフCTRは、同社がカーボンファイバー製のボディやモノコックを独自開発。30年前に発表されたオリジナルのルーフCTRを再現する。
3.6リットル水平対向6気筒ツインターボは、最大出力710ps、最大トルク89.7kgmを発生。駆動方式はRR、トランスミッションは6速MT。0‐100km/h加速3.5秒、最高速360km/h以上の性能を備えている。
ルーフ社は、ポルシェのスペシャリストとして知られ、ポルシェベースのコンプリートカーを数多く製作。ドイツでは正式な自動車メーカーとして認められている。