英国のスポーツカーメーカー、マクラーレンオートモーティブは3月8日、スイスで開催中のジュネーブモーターショー2017において、マクラーレン『720S』に「MSO」を設定すると発表した。
720Sは、マクラーレンの新型スーパーカー。現行の『650S』の後継車として3月7日、ジュネーブモーターショー2017でワールドプレミアされたばかり。
この720Sに早くも、MSOの設定がアナウンスされた。MSOはマクラーレン・スペシャル・オペレーションズの略で、2011年に設立。個性的な1台を求める顧客の要望に応じて、細かいカスタマイズを手がける部門が、MSOとなる。
720Sでは最初のMSOとして、「ヴェロシティ」と名付けたカスタマイズを提案。ボディカラーは2色の赤が使い分けられており、フロントおよびアッパーボディパネルはNerello Redで塗装。サイドおよびリアは、Volcano Redでペイントされた。
また、アルミホイールは、メタリックブロンズ仕上げ。ボンネットやリアデッキベント、リアエアロブリッジなどはカーボンファイバー製。インテリアは、カーボンブラックアルカンターラでまとめられている。