一台の怪しいフェラーリ458イタリアを、Spyder7のカメラが捉えた。
先ず気づくのは、「458」にはないサイドエアインテークだろう。また、トリプルエキゾーストパイプは、左右デュアルエキゾーストパイプに変更されている。
カメラマンの情報によれば、このプロトタイプは2019年にも復活が噂される、名車「ディーノ」の初期試作車だと言う。
「ディーノ」は、1967年から僅か2年間販売された、V型6気筒搭載のミッドシップ2シーターモデルで、フェラーリ伝統のV型12気筒と差別化し、独立ブランドとして、発売された異色モデルでもある。
パワートレインには、アルファロメオ ジュリア「クアドリフォリオ」に搭載されている、2.9リットルV型6気筒DOHCツインターボが有力と思われ、最高馬力は600ps程度にハイチューンされる可能性もある。
2015年にディーノ復活を匂わせた、フェラーリ会長・マルキオンネ氏のメッセージが現実味を帯びて来た。