ダッジの2ドアクーペ、「チャレンジャー」のハイパフォーマンスモデル、「SRT デーモン」が正式公開されると共に、脅威のスペックも公表された。
先日、この「デーモン」を悪魔に見立てた、ライバル「カマロザ エクソシスト」が公開されたが、悪魔祓いも逃げそうな圧倒的存在感を示した。
その心臓部には、6.2リットルV型8気筒スーパーチャージャーエンジンを搭載、最大馬力850psを叩き出し、その加速力は0-100km/hを2.3秒、0-400mをなんと市販車最速となる9.65秒で駆け抜ける。加速Gは1.8Gを誇る。
また、スタートと同時に持ち上がる前輪はなんと89cm。ウィリー走行を実現しギネスに認定された。
エクステリアは、欧州スーパーカーと異なり、ボンネットの大きなエアーバルジが目立つ程度、コックピットも決して派手ではないが、米を代表する歴史的マッスルカーとなるのは確実だ。
生産は2017年後半からで、価格は未定ながら、アメリカ3000台、カナダ300台の限定生産となることが発表されている。