2017年3月のジュネーブモーターショーで公開された、レンジローバーの新型クロスオーバーSUV「ヴェラール」。その最強ハードコアモデル、「ヴェラール SVR」プロトタイプを初めてSpyder7のカメラが捉えた。
「ヴェラール」は、「レンジローバー スポーツ」「レンジローバー イヴォーク」の間を埋める第3のモデルで、これまでのモデルとは一線を画するスタイリッシュなエクステリアを特徴としている。
パワートレインは、2リットル直列4気筒ターボ「インジニウム」エンジンを搭載する他、2017年後半には、380psを発揮する3リットルV型6気筒スーパーチャージドエンジンなどがラインナップされる。
今回始めて捉えた最強の「SVR」は、偽装が重く詳細は確認できないが、ノーマルより大きなエアダクトを持つフロントバンパー、高性能ブレーキシステム、クワッドエキゾーストパイプを装備すると言う。
ハイライトはその心臓部だろう。567psを叩き出す、5リットルV型8気筒エンジンが予想され、ライバルのポルシェ「マカンターボ」の400ps、アルファロメオ「ステルヴィオ クアドリフォリオ」の510psを圧倒する。
ワールドプレミアは、2018年3月のジュネーブモーターショーと予想されるが、2017年9月のフランクフルトモーターショーでサプライズの可能性も。