アウディは10月30日、『TT クラブスポーツ ターボコンセプト』の概要を明らかにした。実車は10月31日(日本時間11月1日未明)、米国ラスベガスで開幕するSEMAショー2017で初公開される。
同車は、新型アウディ『TT RS』をベースに、さらなるパフォーマンスを追求したコンセプトカー。直噴2.5リットル直列5気筒ガソリンターボ「TFSI」は、通常のターボと電動ターボでダブル過給。主にエンジンの低回転域を電動ターボが、高回転域を通常のターボが受け持つ。
これにより、最大出力600hp、最大トルク66.3kgmを獲得。車両重量は1396kg。トランスミッションは6速MT。駆動方式は4WDのクワトロ。TTクラブスポーツターボは、0~100km/h加速3.6秒、最高速310km/hの優れた性能を発揮する。
外観は、専用フロントバンパー、大型リアウイング、20インチアルミホイールなどで迫力アップ。全幅は市販車のTTに対して140mmワイド化された。ブレーキは、カーボンセラミック。室内には、軽量バケットシートや4点式シートベルト、アルミ製シフトレバーなどが採用されている。