メルセデス・ベンツ日本が7月14日から発売している電気自動車第3弾の『EQB』。今回は前輪駆動の「EQB 250」及び四輪駆動の「EQB 350 4MATIC」、この両モデルの内外装を写真40枚と共にご紹介する。
シンプルかつ力強い、EQ独自のデザイン
EQBは、『GLB』をベースとしながらもメルセデスベンツのデザインの基本思想である「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」をより先進的に表現する「プログレッシブ・ラグジュアリー」というコンセプトの下にまとめられている。
筋肉質でエモーショナルな都市型SUVとしてのプロポーションを実現しつつ、タイヤをボディの4隅に配置することで居住空間を最大限確保することで実用性も保たれている。
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フロントには、中央にスリーポインテッドスターを配したブラックパネルグリルを採用している。水平に伸びる光ファイバーのデイタイムランニングライトの帯は、フルLEDヘッドライトにつながり昼夜を問わず容易に識別できるデザインとなっている。
サイドビューは、ベースとなるGLBを色濃く残しながらも輪郭のはっきりしたショルダー部が特徴で、後方にいくにしたがってリヤフェンダー周辺に筋肉質な印象を与えるベルトラインが安定感を強調している。リアエンドのLEDリアコンビネーションランプは、ライトストリップと途切れることなく一体化しており、リアエンドの幅を強調するデザインとなっている。
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全体としてメルセデスEQ独自のデザインを取り入れながら、都市型SUVの特徴であるシンプルな造形と、力強い動力性能やスタビリティの高い操縦性などを想起させる佇まいを両立させている。
先進的かつ実用的なインテリア
インテリアにもEQ独自のデザイン要素が採用されている。アルミニウムルックのチューブ形状デザインをドアやコンソール、助手席側ダッシュボードに施し、室内のしっかりとしたしつらえを強調している。前席エアアウトレットやクルマのキーなどに見られる、ローズゴールドの色彩はモーターのコイルの色をモチーフにしており、EVであることをさりげなく主張している。
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そしてインテリアにおける最大の特徴は3列シートを有しているということ。スクエアで車高が高く、かつ2,830mmと長いホイールベースを活かして、EQBの後部には折り畳み可能、対応身長165cmの3列目シートが用意されている。
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メーカー希望小売価格(消費税込み)は「EQB 250」が788万円、「EQB 350 4MATIC」が870万円となっている。