ホンダは8月3日、2023年秋発売予定の軽ハイトワゴン『N-BOX』新型に関する情報を特設サイトにて先行公開。先行予約の受付を8月に開始する。
3代目となるN-BOX新型は、自分や家族のため、友人のためにしたいことなど、使う人のさまざまな目的に応えることで、N-BOXに乗るすべての人にとって幸せな時間を提供できる存在となることを目指して開発した。
エクステリアは、安定感のある四角いフォルムを基本に、造形そのものから上質さが感じられるデザインとし、大切な人と過ごす時間を引き立てる存在となることを目指した。インテリアは、開放感のあるすっきりとした視界にすることで運転しやすく、居心地の良い空間を実現した。
新型は親しみを感じさせるデザインのN-BOX、品格のある佇まいと高性能を感じさせるデザインのN-BOXカスタムの2タイプを設定する。

◆N-BOXカスタムにダイレクトプロジェクション式LEDヘッドライト採用
N-BOXは、丸穴デザインのフロントグリルや人の瞳を想起させる造形のヘッドライトを使用し、シンプルと親しみやすさを表現している。また、より個性を表現できるパッケージ「ファッションスタイル」を新たに設定。オフホワイトのドアミラーやアウタードアハンドル、ボディ同色のフルホイールキャップを採用する。
N-BOXカスタムは立体感のある緻密な造形のフロントグリル、フロントの横一文字ライトに加え、ホンダ初となるダイレクトプロジェクション式LEDヘッドライトを採用。N-BOXカスタムらしいクリアレンズのリアコンビネーションランプ、ロー&ワイドな見え方と空力性能を考慮した専用のエアロデザインにより、品格のある佇まいと性能の高さを表現している。また、より個性を表現できるパッケージ「コーディネートスタイル」を設定。ダーククロームメッキ加飾のフロントグリルやリアライセンスガーニッシュ、ブラックアルミホイールなどを採用するとともに、モノトーンカラーに加えルーフカラーをブラックにしたツートーンカラーを選択できる。

◆7インチTFT液晶メーターをホンダ軽乗用車初採用
インテリアは自宅のリビングで家族や友人と楽しく集うような、居心地の良い空間を実現した。後席のトランクサイドライニングの一部にグリップ形状のくぼみを設けることで、小さな子どもや高齢者がしっかりグリップを握ることができ、乗り降りしやすくなった。
さらに、ホンダセンシングの機能や各種情報を見やすく、分かりやすく表示する7インチTFT液晶メーターをホンダ軽乗用車として初採用。荷物をひとまとめにしまえる大型グローブボックスや、後席の大型のサイドポケットなども採用し、使い勝手を向上させた。
◆運転しやすい視界を追求
ホンダ独自のM・M思想に基づく、センタータンクレイアウトにより実現した軽乗用車最大級の室内空間や高いアイポイントはそのままに、ノイズレスな視界を追求し、見通しがよく運転しやすい視界を実現。インストルメントパネルは水平基調を引き立てたデザインとすることで、運転者が車幅やロール姿勢をつかみやすいように設計した。
また左側フロントピラーの内側に設置していた2つのミラーのうち、サイドアンダーミラーをドアミラーに移設。左前方の視界や後退駐車時の安心感を向上させた。