毎年恒例になっている、レイズユーザーが集まる「2024 RAYS FAN MEETING(レイズ ファン ミーティング)」が今年も富士スピードウェイで4月21日に開催された。エントリー車両の多くを占めたのは鍛造モデルのボルクレーシングだった。その一部を紹介しよう。
富士スピードウェイで行われたモーターファンフェスタの会場内で開催された「2024 RAYS FAN MEETING」。エントリーの条件はレイズのホイールを履いていること、先着順でエントリーを受け付け、当日は800台に迫るバラエティに富んだ車両&さまざまなレイズホイールを履きこなしたエントリーが集まった。ホイールくくりのミーティングであることから、スポーティカー、輸入車、ステーションワゴン、コンパクト、SUV、クロカン4WD、軽カーまで、ありとあらゆるカテゴリーの車両がズラリと並んだのも他のカーイベントではあまり見られない光景だった。
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エントリー車両を見渡してみると、その多さに圧倒されるのはボルクレーシングのモデル群だ。同社を代表する鍛造モデルは高いパフォーマンスを発揮するスポーツホイールの頂点をなすブランドでもある。代表モデルであるTE37はさまざまな車種に履かれていたのは確認できる。中でも一大勢力となっていたのが最新進化版となるTE37SAGA S-Plus。現行モデルへの装着はもちろんだが、往年のスポーツモデルに最新のTE37を履きこなすというアレンジも数多く見られた傾向。RX-7に18インチのTE37SAGA S-Plusを履きこなすスタイルも絶品の仕上がりとなった。
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さらにTE37はスポーティモデルへの装着のみならず、SUV、クロカン4WD、ワンボックスにも適合モデルを用意、幅広い車種でそのハイパフォーマンスを体感できるモデルとなっているのも独特だ。定番の6本スポークはどんな車種にも合うこと、さらにそのフォルムを見るだけでTE37を感じさせる伝統のスタイルになっている点など、レイズを代表するモデルならではの世界観があることをあらためて知らしめた。
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一方で、パフォーマンス志向のボルクレーシングに先進のデザイン性を融合させたモデルとして人気が高いG025はヤリスからGT-Rまで、バリエーションに富んだ車両への装着が見られたホイールとなった。
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細身のY字スポークに加えて、スポークの根本部分にウェイトレスホールと呼ばれる穴を穿った個性的なデザインが、さまざまな車種の足もとを彩るのが確認できた。
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もうひとつの注目モデルとなったのはCE28 N-Plus。ボルクレーシングの中でも軽量を追求したモデルとして注目されるこのホイール。中でも最新アップデートされたN-Plusはハイパワー化する現行車種に対応させるべく剛性や強度を高めたモデル。
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同ブランドがひとつの主戦場とするBRZやスイフトなど、スポーツ走行を楽しむモデル群への装着は、フットワークの良さを知っているユーザーの本物志向のチョイスということなのだろう。
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また、細身の8本スポークを備え、相対するスポークをズラしてレイアウトすることで応力分散を最適化するという“機能”を追求したモデルがNE24だ。スポークエンド部分の三角形のフェアリング形状もレーシングホイールからのフィードバックであり、計算され尽くした形状となった。そんな個性的なスタイリングと走りを感じさせるスポーティなフォルムを愛車に取り入れるべく、多くのユーザーが装着していたNE24。最新モデルとなるNE24 club sportはリム部分に赤のラインを配し、回転するとストロボのように見えるデザイン処理としているのも見どころのモデルとなった。
TE37を中心に、複数のシリーズを擁するボルクレーシングブランド。鍛造モデルのハイエンドである同ブランドは、走りのパフォーマンスを高めるスピリッツがすべてのモデルの根幹にあるのが特徴だ。エントリー車を見ていると、それぞれの方向性を備えたモデル群が幅広い車種へのマッチングにも対応することがわかった。