レイズホイールを愛車に履くユーザーのためのミーティングである「2024 RAYS FAN MEETING(レイズ ファン ミーティング)」が富士スピードウェイで4月21日に開催された。エントリー車の中でも大きな勢力となっていたグラムライツ装着車をピックアップした。
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富士スピードウェイで開催されたモーターファンフェスタの中で毎年恒例のイベントとして行われている「2024 RAYS FAN MEETING」。その名の通り、レイズユーザーを集めて開催されるファンのためのミーティングだ。エントリー車両はレイズホイールを履いていることが条件で、ミーティング会場はレイズホイールを履いた車両で埋め尽くされた。富士スピードウェイの広大なP7駐車場をフルに使って、さまざまなジャンルの車両が集結。バラエティーに富んだ車両+レイズホイールの組み合わせが見られることから、レイズホイールが気になっている潜在ユーザーにも見応えたっぷりのミーティングとなった。
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エントリー車両の中でも、装着が目立っていたブランドのひとつがグラムライツだ。レイズの鋳造モデルの中でもスポーツ性の高さが際立つブランド。当日開催されていたD1グランプリ車両への装着も数多く、ミーティング会場で開催されたトークショーではグラムライツを履いてD1グランプリに参戦するドライバーが登壇するなど、モータースポーツとの深い関わりも備えるブランドだ。
そんなリアルレーシングの世界を愛車にフィードバックすることを狙ったホイールマッチングが多いのもグラムライツを愛するユーザーの傾向でもある。しかも5本スポークの57CR、6本スポークの57DR、10本スポークの57NR、2×6の57XRなど、フォルムとネーミングのわかりやすさもグラムライツの特徴。車両と足まわりコーディネートにこだわったモデル選びもシンプルだ。
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中でもグラムライツのスタンダードとなる5本スポークモデルである57CRは数多くのエントリー車への装着が確認されたホイールとなった。ドリフトでもおなじみのスタイリングから、履くだけでスポーティを体現できるフォルムとしてもてはやされるのも良くわかるモデルだ。スポーティモデルへ投入されるケースが散見されたのは、スポーツモデル=グラムライツの方程式が成り立っていることの証でもある。
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5本スポークにより足もとの軽快感を引き出せる57CRは軽快なフットワークを感じさせるのに加えてキャリパーやローターなどの冷却性、同時にこだわりの足まわりパーツをアピールするのにも役立つフォルムとしてもてはやされるモデルでもある。さらに同シリーズの57CR SPEC Dはオレンジの差し色を配し、ビードシートへのローレット加工でタイヤのズレを抑えるなど実戦的な仕様を込めたモデルとなり、スポーツ走行を支えるモデルとなった。
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一方、もうひとつのグラムライツの顔とも言える57DRは6本スポークを特徴とするモデル群だ。スポーティモデルへの装着に加えて会場で目立っていたのはSUV系の車種へのマッチングだ。ハイラックスが履きこなしていたのは57DR-X 2122 Limited Editionと呼ばれるモデル。直線基調の6本スポークを4WD車への適合を考慮してアレンジした同モデル、ボリューム感のあるクロカン系の車両にも負けない力強いフォルムを持たせている。定番の6本スポークデザインは4WDやSUVなどにもフィットすることを紹介したモデルだ。
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さらにモータースポーツシーンで活躍するもうひとつのシリーズである57XRにも末尾に“X”を冠したクロカン4WDやハイラックスなどに向けたラージP.C.D.モデルである57XR-Xを用意。細身の2×6スポークはリムオーバーし、かなりスポーティなデザインながら、SUV系の足もとを彩るにも絶好。オフ系のモデルにスポーツテイストを持ち込むことができるホイールのひとつとなった。
モータースポーツシーンで活躍し続けるブランドイメージを備えたグラムライツ。現役のD1グランプリで戦い続けるホイールには誰もが憧れる。そんなリアルレーシングなホイール群をそっくり愛車に取り入れられるのが同ブランドの魅力だろう。スポーティモデルのみならずSUVや4WDもカバーするワイドバリエーションにも注目だ。