MINIは7月11日に英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、小型高性能EV『ジョンクーパーワークスE』のプロトタイプを初公開する。MINIが7月4日に発表した。
同車は、MINI初の電動「ジョンクーパーワークス(JCW)」モデル。このプロトタイプは、印象的なデザインと先進的な電動パワートレインを特徴としており、MINIの革新と電動モビリティへのコミットメントを体現しているという。
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このMINIジョンクーパーワークスEは、MINIの進化における大胆な動きを示している。ブランドの豊かな伝統と最先端技術を融合させたこのモデルは、将来のジョンクーパーワークスラインナップにおいて、ガソリン車とEVが設定されることを示唆している。
1964年のラリー・モンテカルロでのMini「クーパーS」の歴史的な勝利から60年を記念して、このプロトタイプにはMINIデザインチームによる独特のカモフラージュデザインと「37」のロゴが施されている。このエンブレムは、MINIの豊かなモータースポーツの伝統に対するオマージュになるという。
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グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでの初公開は、高性能EVの未来を垣間見る機会となり、MINIの象徴的なデザインとエンジニアリングの卓越性を披露する。MINIジョンクーパーワークスEのプロトタイプは、グッドウッド名物のヒルクライムに挑む。