軽自動車を中心にプレミアムモデルやヴィンテージモデルのエッセンスを巧みに取り入れたボディキットで注目される「DAMD(ダムド)」。
昨今のネオクラブームの中、新たに普通車ラインナップを拡充。トヨタ『シエンタ』、ホンダ『WR-V』をベースとした新作ボディキットが「東京オートサロン2025」で公開され、SNS上では「平成初期のエモい感じ」、「なんというカスタムしてくるんだ!」等と話題を呼んでいる。
オートサロンに出展されたのは、ダイハツ『タフト』、ホンダ『N-BOX』、『WR-V』、トヨタ『シエンタ』、をベースにした4モデルだ。
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「エモさ」からの反響が大きかったのは『DAMD TAFT LUCKY(ダムド タフト ラッキー)』だ。テーマは、“ニューレトロ/ネオクラシック”。展示車両は、フロント周りとホイール、カラーリングに変更が施されているが「平成初期のエモい感じ」や、「グリル一つで一気にソ連の車っぽくなる」などその変身ぶりについてや、イメージモデルを考察する投稿が見られた。
フェイスチェンジキットは、角目ヘッドライト2灯への換装で印象に大きな変化を加えながらも、パーツ点数はライトカウルとボンネットガーニッシュの2点のみと少なめの構成というのも魅力。フェイスチェンジキットとオリジナルホイール・Cantabileのセットが29万7000円(ともに税込・未塗装)となっている。
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普通車のモデルで注目が高かったのが、90sチェロキー風にドレスアップされたホンダ『WR-V Reverb』。フロントバンパーが大幅に変更され、レトロ・ジープスタイルの角目の顔立ちに。足元は、オフロードタイヤ、サイドにドレスアップを加えて、本格オフローダーの雰囲気が与えられている。
「このレトロ感、昭和生まれとしては刺さる」といった声や、「車両が安いから費用のハードルが低い」と「WR-V」のグレード「X」(209万8千円~)をベースに、カスタムを前提とした選択肢を見出す声も上がっている。
その他に、2025年発売予定の『シエンタSTUART』は「実はシエンタ購入しようか悩むくらい」や、「カスタムパーツが個人的にツボすぎて」との声が。
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『N-BOX Rodney(ダムド エヌボックス ロドニー)』には「(NBOX)のカスタムと標準、しかもJOYにも付けれる!」、「(N-BOXに関しては)本来メーカーがこの形で出すべきと思う位」と昨年末の発表からオートサロンなどの露出を通じて、好評を博している。
DAMDのカスタムキットが話題となる要因として、「レトロ」ブームと、低価格帯のベース車両の選択があるようだ。また、コンプリートカー販売の他に、各種パーツを購入する「後付け」が可能で、カスタムの敷居が低いという点も注目されている。